情熱トップインタビュー

VOL.22 鳰川泰也氏

<インタビュアー:設楽 竜也 ・ 佐久間 俊一>
情熱を持つ、情熱を大切にするようになったきっかけ
幼児教育の根本というのは子供の成長です。幼稚園というのは勉強を教えることでもお絵かきを教えるところでもありません。
幼稚園というのは子供が初めて体験する集団行動の場なのです。そこで人間としての基本となる挨拶や人間関係、善悪の判断を体験を通じて身につける場所です。そう思った時自分がやらなくてはいけないこと、保護者の方にやって頂かなくてはいけないこと、子供達に伝えたいことが溢れ出してきたのです。
この思いを大切にして日々その繰り返し、それを徹底すること。その結果挨拶がしっかりできるようになる、ごめんなさいが素直に言えるようになる。
形式的なことを教えるのではなく、人間としての基礎を教える使命が幼稚園にはある、こう気付いたことが情熱を大切にするようになったきっかけです。
情熱経営フェスタに共鳴・共感するところ
まずひとつは人間として正しいスタンスを持つこと。損得ではなく善悪で判断すること、当たり前の事を当たり前のように行うことの大切さと難しさに気付かせてくれた事が大きな収穫でした。
日々のひとつひとつの作業にはつまらないこともあるかもしれない。でもそれを見方を変えて目的意識を持ってそれを乗り越え達成した時新たな自分に出会い新たな充足感を得ることができる。それが自分の役割に気付くということ、新たな自分を見つけるということだと思ったのです。
--鳰川先生はじめ千葉白菊幼稚園の情熱を岩崎さんはどう感じましたか?
岩崎: 情熱度で言ったら私よりも高いのではないでしょうか。情熱という言葉で大切なのはそれが続くかどうか。多くの企業様は一旦は盛り上がるが、すぐに下がってしまう方々が多い。火は小さいかもしれないけど皆でずっと努力し続けることが「情熱度が高い」と言えるのだと思います。
千葉白菊幼稚園の方々にはこの情熱度の高さを感じます。それぞれの方には情熱度の高い低いはあるのだと思います。しかしそのそれぞれの思いを持続させるように園長先生はじめお互いに刺激をし合う仕組みを大切にされている。トップがこれを最も大切にしている。これが情熱の火を消さず続けていけているのだと思います。
ここが千葉白菊幼稚園の素晴らしいところだなと今日お会いして感じました。
--鳰川先生は「情熱とは信」と書かれていましたがその意味を教えて下さい。
鳰川: 自分自身の熱い思いや考え方、やり方を信じれるからこそ人に伝えることが出来る。続けることが出来る。そういう意味で情熱とは信と書かせていただきました。
岩崎: 自分を信じられるということは自分のどこかを好きでなくては信じられないと思うのですがご自身のどういう所が好きで自信を持っていますか。
鳰川: 自分自身を愛せない人間が他人を愛せないと思いますしいわんや子供も愛せないと思っています。その中でも自分の好きなところ、こだわっているところ、自信を持っているところは"挨拶"ですね。目を見て挨拶すること。これが基本です。
挨拶は必ず人を元気にします。心から挨拶が出来るようになること、これが全てに繋がっていると思います。
生きていく上での基本であり、いい人間関係を作ることや信頼を築くことに繋がっていると思います。これは大人だけではなく子供も同様です。この私の好きな"挨拶"を教える立場にいる幼稚園にいることが本当に幸せです。感謝です。
岩崎: 挨拶できない子供達はいますか?
鳰川: いますよ、もちろん。でも感動するエピソードがあります。
入園当時、幼稚園の門でお母さんとバイバイする時泣きじゃくって大変なお子さんがいました。しかし6月過ぎにはお母さんから離れて「先生おはようございます!!」って言いながらお母さんの方を振り向かず楽しそうに幼稚園に入ってくるのです。これは感動です。
お母さんも若干寂しい思いはありますが我が子の成長に感動されます。このような事(=成長)が見ることができるから、幼稚園というところは素敵であり、また挨拶の大切さを気付かされます。
--これから鳰川先生が実現していきたい夢、情熱を傾けていきたいことはありますか?
鳰川: 私のいい所、私の熱い思いを引き継いだ子供達が多く巣立っていってくれることを願っています。それが未来の良い社会を創るのであればこんなに嬉しいことはありません。その根幹が挨拶です。挨拶から躾が生まれ、人間性が作られてくるのだと思います。
岩崎: 先生方の教育という面で一番大切にしていることは何ですか?
鳰川: それも子供達と同じですね。挨拶は人の目をみてしっかりする。約束は守る。当たり前の事を当たり前のように出来るよう全力で取組むこと。こういう目の前の小さなことを大切にするように言っています。そして園児達を自分の子供のように、自分の兄弟のように大切に接してほしいと日々伝えています。それは親御様も一緒です。うちの子だけ、うちの子に限ってという考え方ではなく地域全体を通して子供を通して今後の社会が創られていくと思いますから親御さん達にも他のご家庭のお子さんを大事に接してもらいたいと思っています。
岩崎: これからどのような幼稚園作りを目指されていきますか?
鳰川: 基本的生活習慣の徹底と体験主義はこれからも変えずに続けていくつもりです。 自分自身で学び取れる、色々な意味において、また生涯において自学自習が出来る子供を育成していくことに全力を注いでいくつもりです。
子供にも大人にも出来る子(人)、出来ない子(人)がいます。それは悪いことではなく、それぞれ一歩ずつ前に進むこと、いや前に進もうと思い続け、小さな一歩でも努力し続けることが大切です。
こんな勇気を持つ為に日々のコミュニケーションや情熱経営フェスタのようなイベントで刺激をし合うことが大切なのだと思っています。 次の一歩を踏み出す勇気を又情熱経営フェスタがくれることを期待しています。
人気のコンサルティングレポート

会員登録はこちら

会員登録する(無料)

会員登録すると、

  • 業界最新情報満載の
    コンサルティングレポートの閲覧
  • メールマガジン無料配信登録

などの特典がございます。

facebookページはこちら
岩崎剛幸のブログ
大嶽広展のブログ