(URL:http://www.itagaki.co.jp/index.html)
同社は、北海道の赤平市に工場を構えています。同じく北海道赤平市にある植松電機(昨年の情熱経営フェスタの講師を務めていただいた会社さんです。)を訪問した際に同社の植松専務から紹介をいただいたのがきっかけでした。
「赤平市に素晴らしい会社があるので行ってみてはいかがですか?」とのことでした。
同社は直営店も3店舗構えており、赤平市本店、京王プラザホテル札幌、麻布十番にあります。製品の特徴は、「タンニンなめし」という天然素材で、使うほどに味わいのある色や風貌に変化し、非常に長持ちする点にあります。
調べてみると、なめしには「タンニンなめし」と「クロームなめし」の2種類があるそうです。「クロームなめし」とは、化学薬品を使用した近代的な加工方法で、現在約8割の製品がこの「クロームなめし」で、仕上がりスピードが速いのが特徴だそうです。
一方の「タンニンなめし」とは、太古の昔から行われている伝統的な加工方法で植物の樹皮から抽出されるタンニンを含んだ溶液で約2ヶ月間じっくりとなめす加工方法だそうです。これによって、使えば使うほどに味わい深い色合いに変化させることが可能になるということです。
私自身も、財布とカード入れの2点を使用していますが、今までに使用した財布の中でも抜群に使いやすく、使えば使うほど味の出る点がお気に入りです。(恐らく今後も様々な製品を買い続けると思います。)
ちなみに財布は本店で、カード入れは麻布十番で購入しました。この、「使えば使うほど、時間が経てば経つほど価値が高まる」という点にこそ私は「品質の本質」を感じています。
一般的に製品とは、消耗品であり、老朽化が進みます。使えば使うほど、時間が経てば経つほど価値が下がり、結果的に買い換えなければならなくなります。もちろん、「クロームなめし」を使用すれば量産も可能になると思います。しかし、同社はそれ以上に、「使う人にとっての価値」を追求し続け、時代が移り変わっても変わらない製法を貫いているのです。
私はここに「ブランド」の大切な要素があると考えています。
「使う人を何よりも最優先に考え、そのベストな方法を探究し、それを貫いている」
この信念とこだわりが人の心を動かすのではないでしょうか。
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